誰でも得点できる!海外大学での定期試験対策ー数学編

ドイツの大学に通っているのですが、数学で今のところ平均9割以上得点しているのでちょっとコツを書こうかな、と思います。私の専攻は理系ですが数学ではありません。数学専攻だったりしたらこんな小手先のテクニックで高得点を取るのは無理でしょう。

ヨーロッパに留学していた人が口を揃えて言うのが「日本と比べて数学が超簡単」ということです。私は数学が苦手科目なのもあり、範囲に微積分が入ってたのもありで「超簡単」とは言えませんし、はっきり言って試験の内容もほぼ理解していません。(どうしてこの記事を書こうと思ったんでしょう)

まず講義の有用性はよく分かりません。数学が大得意な友達は講義を非常に重んじていましたが、私は取ったノートの見返しもしないし、授業中もチンプンカンプン状態で大抵スマホをいじるか友達と雑談するかしていました。

もっと真面目に授業を聞いていたら自宅学習の時間が削減できたのかもしれません。
 

授業はひたすら不真面目だった私ですが、宿題は割と真面目に提出していました。というのも宿題を提出したら毎回宿題に評価が書かれて返されていたのです。私はこの評価が成績に反映されると思い込んでいました。(多分初日に説明があったのだと思いますが、宿題の評価は成績に関係なかったようです。ドイツ語……。というわけで次の学期からは宿題も碌にやっていませんでした)
 
宿題を真面目に提出していましたが、大抵頭が良い中国人かロシア人の子の宿題を写していました。(ドイツ人の友達は私より数学がさらにできないので、写させてあげていました。アハハ)この小さな社会で各国の数学の教育水準が分かりますね。
 
しかし人の宿題を写す前に一応自力で解く努力はしていました。そこで役立ったのがスクリプトとそこにある例題集です。大抵宿題に近い問題が載っています。それを見つければ後は数値を上手く変えて書き写すだけ。結局書き写している……。

テストに出るところはしつこく宿題に出されていた気がします。後、グループに分けられて宿題の答え合わせをするTutoriumという時間があり、ここでは宿題の正答が分かるので欠かさず出席していました。
 
こうして集めた宿題と回答集を元にテスト直前は2,3回解いたと思います。

後、最後の方の宿題にやたら複雑な微分方程式の問題がありTutoriumで、学生が「こんな難しいのテストに出ますか」と聞いた時、チューターの学生が「君たち、これの採点したいと思う?そういうこと」と言っていたのでその問題はテスト前にも一顧だにしませんでした。真似しない方が良いと思います。
 
色々書きましたが、テスト本番前の少し前に受けたプレテストの結果は5.0(不可!)でした……。上に書いた内容を見ても分かる通り私は数学に対する理解が著しく欠けています。
 
それでも9割を取れたのはやはり運と直前に宿題を必死に解きなおしたのが良かったのでしょう。

問題に出た微分方程式の問題はさっぱり理解していませんでした。今もあれが何だったのか分かっていません。
 
しかし試験にはほぼ宿題と同じような内容が出ます。しかも恐らく日本の高校生の方が難しい事やっているレベルです。問題は多分全く捻られていません。その分時間勝負だった側面はありますが…。

準備万端にしたら高得点は狙えると思います。また、絶対に書かなければいけなさそうな文はドイツ語で書けるよう準備しておきましょう。
Bsp.)"f hat ein Minimum an der Stelle x0"(fはx0で極小値を取る。)
みたいな。

 

参考になる気がしませんが、誰か読んだ人が「うわ、こんなバカでも高得点とれるのなら私も大丈夫」と思ってくれたらいいな。読み直したら「準備万端にしたら高得点は狙えると思います」とか当たり前すぎることを書いているし。そりゃそうだ。

 

後、カッコつけて題名に「―数学編」とか書いてますが、他の教科編の記事を私が書く可能性は低いです。理由は察してください。

www.namakeneko.xyz/entry/taida01

 

専攻の教科で書けたらいいんですけどねぇ……。(成績がアレ過ぎて何が専攻なのか言えない)